2010-02-09
そういやこないだ「ポニョ」でしたのう。

最近週末に面白いテレビを見ながら一杯やるのがたまらない娯楽となっているのじゃよ。
あくまで面白い、がポイントね。なんとなくテレビを点けてザッピングして番組を選ぶのではなく、明確な意思を持って視聴するぐらいの面白い番組。
または、面白そうな番組。
で。
最近は『蒼穹の昴』と『龍馬伝』と言う強い味方がいるので大変豊かな時間を過ごすことが出来ている。
そこへ「ポニョ」だったのですよ。
期待した。
なんだかんだで宮崎アニメって説教臭い時も有るけど基本面白いじゃないですか。
しかも「ポニョ」は未見だった。
しっかりウィスキー準備して、視聴した。
・・・・・・。
つまんないわけではなかった。そこら辺の玩具販促電脳紙芝居よりは遥かに良く出来ていた。
でも、宮崎アニメの中で比較すると、これまでの作品に比肩するほどの出来じゃなかったように思えるのだが、どうか。
何と言いますか、ヤマ無し、オチ無し、イミ無し。
宮崎アニメで常に描かれているするテーマって、自然環境は大事にしなきゃいけないけど人間がそれと共存することは凄まじく難しく多分無理、と言うことだと思うのですじゃよ。
この「難しく多分無理」と言うところこそが厳しくも美しいわけで、「ポニョ」は何と言いますか、そこんところを「無垢な子供の明るい未来では可能です!」と、思考放棄して無責任に肯定したように見えるのだが、如何に。
もしくは、これから宮崎がその「明るい未来」を具体的に描いていくのかも知れんが、とにかく面白いこた面白いけど最後まで小首を傾げる映画であった。
序盤で瓶に詰まった金魚を尾鰭から引っ張るとか、上から石を叩きつけて割るとか、すんげえ笑った。
2010-02-08
2010-02-07
良い松陰像でしたな。

二月に入ってなおクオリティの劣化が見られない『龍馬伝』。
とは言え、前作もこの辺りまでは子供店長なんかはどうでもよいとしても結構面白かったことを思い返すに、まだ安心は出来ませんな。
さて。
今回の松陰像は大変よござんしたな!
モノによっては凄まじいカタブツとして描かれる松陰ですが、やはりこのぐらいエキセントリックな方が好きです。
松陰の逸話かどうか記憶が曖昧ですが、確か松陰は道行く五歳ぐらいの子供に日本の行く末を問うたことがあるそうな。
それを見て弟子が「先生、子供にそのようなことをお聞きになられても、仕方ございませぬ」と。
対して松陰曰く、「わしは五歳のころには天下国家のことを考えておった」。
松陰の麒麟児ぶりと真面目さを語るエピソードとのことだが、どっちかっちゅうと、五歳でそんなこと考えていてしかもそれを異常だと自分で気付かない辺り相当常識外れな人間だなあ、と感じるのはわしだけか。
幕末の知識人ってみんなキャラが濃くて良いですね。
幕末の知識人ついでに今回悪役扱いだった東洋ですが、昨今の近代日本史の一般的な見解が示す通り、攘夷批判は正論じゃよね。
ここ数年どこぞの右寄りな漫画家が元気なせいか、攘夷を物質面ではなく精神面から賛美する人がいるようだけど、精神論で国策を議論するのって危なっかしく見えるのじゃよ。
わし自身も島本和彦とか好きだけど、でもそれはあくまで趣味の話であって。
何はともあれ、良い松陰像を見ることが出来て楽しかったです。
2010-02-07
二週間ぶりだぜ、『蒼穹の昴』。

二週間ぶりに『蒼穹の昴』放送さる。
ああー、いいのう、清末はいいのう。
「もう、プロデューサー、また言ってる。若年性健○症か酸○欠乏症みたいですよ?」
いいものはいつでもどこでもいいんだよ。まこまこりんと同じで。
「ぷ、プロデューサーぁ・・・・・・」
んで。
今回は清末宮廷と京劇について徒然に書いてみたい。
清朝皇族は芝居を好んだが、特に溺愛したのは咸豊帝である。
文字通りの「溺愛」で、政務を忘れて没頭した。
第二次アヘン戦争、別名アロー戦争では英仏軍が北京に肉薄し、咸豊帝は近臣と家族を連れて熱河に退避した。
このことについて現在でも中国では批判が多いが、英仏軍の兵站線が北京までで限界だったことから戦略的には正しかったともされる。
んで。
他の外交官や皇族官僚が折衝に当たっているその最中、彼は現実逃避するように芝居にのめりこんだと伝わっている。前述の通り咸豊帝は人気が無いので、多少の誇張・歪曲が有るかも知れないが、とりあえずはそう言われている。
この時、咸豊帝に代わり政務の最終処理を担ったのが西太后で、これ以降、彼女は外朝にも権力を及ぼすようになる。と言うか、そうでもしないと宮廷が機能せなんだのじゃよ。
で、西太后はこの咸豊帝の妃の一人で、当然熱河でも芝居を見まくったのだろう。
そのためか、西太后もこれにハマり、プロ裸足の芝居通となった。
元々宮廷には宦官で編成された皇帝専用のお抱え劇団があったが、これを大いに活用するようになった。
西太后の援助も有って、都で行われる劇(=京劇)は中国文化の一翼を担う重要な文化財となったのである。
ちなみに、現在の日本でも梨園と言う言葉が使われるが、これは中国の宮廷劇団と関係した呼称だそうな。
京劇は歌舞伎と同じで、わしのようなトーシロはあらかじめ演目のストーリーと構成を知らないとただの派手な立ち回りとしか楽しめないらしく、正直敷居が高いのですじゃよw
2010-02-06
腱鞘炎か?
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