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2010-01-03

そして『龍馬伝』も始まる。

前奏38


 遂に『龍馬伝』がスタートした。
 あれ?
 なんだろう。正直そんなに期待していなかったせいか、結構面白いぞ。
 ちなみに以前拙ブログでも書いたことだが、わしは、日本人は坂本竜馬に対して過剰評価し過ぎで、あくまで彼は自身の企業経営の利益を最優先した実業家であり、その努力の結果として後世から見るとキーマンに見えるのだと考えている。
 OPでファイターとかアイデアマンだとか横文字で出て来ているけれども、やっぱり竜馬の根底は実業だと思う。
 それはさておき。
 福山の演技は巧い。近年ヒットした「ガリレオ」のキャラクターをしっかり払拭出来ている。元々声が良いから台詞が心に沁みる。
 でもやっぱり竜馬には似てないな!
 あと、確か竜馬には、人の話を聞きながら羽織の紐をくっちゃくっちゃ噛み、しかもそれを振り回すと言う悪癖があった筈なのだが、福山でそれを再現出来るのだろうか。
 あんまり福山では見たくないなあ。福山のイメージが壊れるとかそう言うのではなく、福山では似合わないシーンだから。
 竜馬の狂気を考えると、やっぱりダウンタウン浜田はハマり役だった。
 あ、もう誰も覚えてませんか。そうですか。
 わしあれ好きでしてのう。
 それはともかく。
 今年は『蒼穹の昴』に『龍馬伝』と、19世紀後半のアジアが熱い感じがしますね。
 やっと時代がわしに追いついて来たのじゃよ。遂に『ヴィクトリア』でアジアを舞台に「アイマス」架空戦記をする機が熟したと言うことでしょうか。
 そんなことないですか。そうですか。
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2010-01-03

『蒼穹の昴』始まる。

20100102.jpg


 遂に『蒼穹の昴』映像化!
 物凄い期待して視聴しました。
 ・・・・・・。
 脚本があっちの人と知った瞬間からちょっと嫌な予感はしていたのだけど、何と言いますか、見事に「大河」ではなく「ホーム」ドラマになってしまいましたな。
 原作の面白さは、かつての『功名が辻』のようにマクロな歴史を語る「大河」パートと皇族や梁文秀、李春雲らの「ホーム」パートが交錯していくところにあるのですが、下手するとこれ、「大河」は基本的にパスされるかも知れません。
 だって第一話で李鴻章が出ないんだもんなあ!
 やっぱあっちの人は(受けた教育のせいもあろうが)未だに清朝を史学的に捉えることに抵抗を覚えるのでしょうか。
 ううむ。
 いや、それでも記念すべき日本の近代中国史テレビドラマ。良いように考えよう。
 そうだよ。『鉄道員』だって直木賞だったじゃないか。『蒼穹の昴』が逃した直木賞だったじゃないか。本当に面白いものが多くの評価を受けるとは限らない。むしろ解り易いものこそが受け入れられるのかも知れない。
 そう考えると、日本の平均的な近代中国史の認識度合を鑑みるに、この構成は正解とも言えよう。
 さて。
 そんなわけで、『蒼穹の昴』テレビドラマ、スタートである。
 上記の通り色々と思うところはあるのだが、もう次回を見たくないほどひどい出来ではないし、下手な中身スカスカ玩具(大人のおもちゃ含めて)販促アニメよりはずっと見応えがあるのは確かである。
 記念すべき第一話の感想をしこたま書こうと思ったのだが、第一話に相応しいと思われる清末のマクロな時代背景なんかはすでに去年の「歴史のコーナー」で書いてしまった。
 そこで、今宵はこれから近代中国史について西太后と日清戦争くらいしかキーワードを御存じないであろう方向けに、『蒼穹の昴』のフィクションとノンフィクションの境界について簡単にご紹介しておこう。(揶揄しているのではない。現代日本の社会科教育を考えると多くの方がどうしてもそうなるだろう。かく言うわしも西洋史となると似たような感じなのじゃよ。)
 先ず梁文秀と李春雲はフィクションである。梁のモデルはおそらく清末のジャーナリスト梁啓超かと思われる。
 あと楊喜も実在しない。筈だ。皇帝の師匠と言うから大傅関係の官職かと思うが、見当たらん。史料でも見た覚えがないが、なにせ偏ったジャンルで攻めているのでひょっとするとひょっとするかも。
 余談だが、清末期は人事異動が激しいので、人によって人物の既知未知の差が激しい。例えば宣統年間の塩政改革の立役者数名なんかは塩政史をかじった者には山川用語集で言うなら頻出度16だが思想史の人には用語集未掲載レベルだったりする。
 んで。
 人物以外に設定だと、李春雲の辮髪が不完全であり、あれは大ウソである。清朝では辮髪は強制であり、「髪を剃って首を留めるか、髪を留めて首を失うか」等と言われたそうな。だからこそ太平天国や革命党は辮髪を辞めたのである。
 それから光緒帝と西太后の仲も今日の通説とは異なる。はっきり言って仲は険悪である。ただし西太后が皇帝親政を支持したのは本当である。理由については昨年書いたので割愛。
 ほいでもって。
 やっぱり李鴻章が出てこないとしまらない。
 あと康有為。こいつとその弟子達が光緒帝を神輿に担いでバカ騒ぎを起こす。彼の登場は歴史的に重要なだけでなく『蒼穹の昴』の根幹にも関わるので、要チェックでっせ!
 それにしても光緒帝が綺麗だった。「ぼくがやれば中国は救われるんだ!ぼくがんばるぞ!」的オーラが出ていて実に良かった。これで西太后と喧嘩したらクリソツと言うものである。
 他に感想としては、何度もそのように描いたせいかわしの中でいつのまにか「西太后:三浦あずさ」とか「李鴻章:天海春香」とか「アイマス」キャラの配役が固まりつつあったことに気付いてちょっとショックだったとか。そしてまた描くと言う。
 何はともあれ、『蒼穹の昴』、みんなで見よう!!

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