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2010-01-25

最近は戦国モノ漫画が多くて嬉しいのう。

02_突き出る11


 ここ数年来、良い出来の戦国モノ漫画が多くて、嬉しいですな。
 敢えていくつが挙げるとなると、『へうげもの』と「センゴク」シリーズが良いと思います。秀吉家臣団が好きなもので贔屓目利いてますが。
 秀吉家臣団は良いですぞ。親類縁者が少ないから子飼いが多くて、あんまり優秀でもないのにコネで出世したり、でもよく見たら実は優秀だったり、出身地別で激しく内輪もめしていたり。見ていて飽きません。
 個人的には増田長盛が好きです。あいつって確か尾張出身なんだよね。秀吉家臣団の内政官と言うと近江閥のイメージがあるけど、だからこそ増田の存在は面白いと思うのである。あと小説によっては文官なのに剛直な人物だったりして厨二的なかっこよさをまとっていることもあり、そこがまたなんとも。
 それはともかく。
 わしは『へうげもの』は新刊で買っていますが、「センゴク」シリーズは何でか知らんが可動範囲内の古本屋によく並ぶので、中古で買っています。
 んで、ようやく「天正記」の7巻まで揃いました。
 この時代は全く専門じゃないのでよう解らんけど、長篠の解釈はあれで良いのだろうか。三段斉射がおとぎ話と言うのは知っていたが、包囲戦とは思い難いのだが。だってあの規模で包囲しても、当時の銃の有効射程を考えると中心部の部隊には威嚇にしかなんないんじゃねえの?いや、その威嚇が大事なんだけど、本作だとあくまで殲滅にこだわっていたので、なんとなく。
 要は織田・徳川連合軍は防御側であったため、山地に設置した砦に深く籠ったら、中央集権化されていないだけに個別に動く武田軍を各個撃破出来ました。ラッキー。と言うことでは・・・違ったら恥ずかしいので断言はしない辺りが実にわしらしくて良い。
 上杉の「義」について恣意的な建前とするのは大変良かった。
 あと信長が自由経済主義者である、という解釈もなかなか愉快。これまでの信長モノではこうしたカネにまつわる話が少なかったしのう。続く秀吉も自由経済の活発化を計るのだけど、結局経済の根幹が貨幣ではなく有限な土地に在るせいで、成長限界を来たして自壊する、と言うのも肯ける。
 そうなると秀吉の大判鋳造に代表される貨幣政策ももっと面白く議論出来ると思うのだが、とりあえず、そろそろ寝ます。
 とにかく「センゴク」シリーズは時々「?」と思うが、普通に面白いし、「この通説には疑問が残る」とかネタにもなるので、是非御存じない方は御一読を。
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