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2011-04-05

どこまでもステレオタイプ。

20110404.jpg


 先ずは前回頂戴した拍手へのお返事から。
 ありがとうございます。そして失礼致しましたw
 修正しましたので、また何かございましたら、御一報下さいますと嬉しく存じます。今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。


 さて本題。
 相変わらずとてつもなく浅くて、逆にそれが快感になりつつある『江』である。
 考証がズブズブなのは、もうどう救いようが無いからほっとくのが吉だろう。これは「大河」ではなく「歴史系昼ドラ」だと思いたい。
 考証よりも問題なのは、人物に対する描き方が戦後間もないころのステレオタイプなイメージから抜け切れていないことじゃなかろうか。
 脚本が『篤姫』と同じ女性らしいが、おそらくこの人、歴史が好きではないな。歴史じゃなくて歴史的な雰囲気が好きなだけだろう。
 過去を知ることに喜びを見出しているんじゃなくて、過去の雰囲気が好きなだけで、コントでカツラかぶって「ござる」と言っておけば面白いとか、そんなレベルじゃなかろうか。
 それが悪いわけではない。「ござる」コントだって面白いものは面白い。肝心なのはこれが「大河」と銘打っていることね。
 秀吉にしても茶々にしても三成にしても、なんのひねりもない。この程度の人物像なら腐るほど描かれて来たのであり、はっきり言って芸が無い。わざわざ史実をネタにする必要が無い。即ち「大河」である必要が無い。全キャラクターをフィクションにして金曜時代劇でやった方が面白いんじゃなかろうか。
 ステレオタイプなイメージで描くなら、それ自体をネタにしないと面白くない。その意味で「無双」はよくやっていると思う。
 とにかく、『江』は下手に「大河」であろうとするからチープに見えてしまう。浅井三姉妹なんて周囲に流されまくっただけなのに、そこに女性の強さを見てとろうとすること自体無理がある。耐える女性像を描きたいのであれば姫様としての暮らし自体が少なかった『春日局』の方が遥かに上であろう。
 ここからは極私論だが、浅井三姉妹ってあの時代の人間の中ではそんなに同情に値する生き方してなかったと思うんだが。
 と、ここまでさんざん言って来たが、実はそのつまらなさが逆に心地よく感じられてしまっているわしなのじゃよ。
 なんと申しますか、帝政ロシア時代のベイブレードとかにツッコミ入れながら視聴している感覚。ジコセイギョデキナキャオマエノマケー!第二部から急にデザインがすっきりしたあれです。でも主題歌は明らかに第二部の方がダサい。ジコセイギョデキナキャオマエノマケー!
 そんなこんなで、作中の徳川家の動向や織田信雄に対する評価等、色々語りたいことはあったが長くなったので、本日はこれまでにしたいのじゃよ。
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theme : ヲタク人日記
genre : アニメ・コミック

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No title

もう完全に、おもしろれきしマンガ「おごうちゃん」として見ている僕が通りますよ。
感覚としては、微妙に説教臭いのと話も臭いので昔の低学年誌というところでしょうか。

言い得て妙ですな。

 まさにそんな感じですね。
 あと、時折出て来る中途半端に「今風」のコミカルな演出が、癪に触りますw
 なんだかんだで本物の「悪人」がいないのも、安っぽさに拍車をかけていますな。
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