FC2ブログ
2011-07-17

ブラボーですな、『タイムスクープハンター』。

20110717.jpg


 さて、『タイムスクープハンター』が最終回であった。
 最終回の内容だが、常にミクロな視点を大事にする『タイムスクープハンター』らしい素晴らしい話でしたな。
 ここ数回がドラマ性に力を入れていたのに対して、最後は再び、史実の紹介に重点を置いたものとなっていたように思えますな。
 さて。話の内容としては、中世の村落が合戦時に双方の勢力から略奪されないように財を差しだすことで安全を購入する、と言うようなものでしたな。
 これ、よくあるけれど面白い構図だよね。
 合戦の結果によって行政が変化するかも知れないが、それ以前に戦中の混乱に巻き込まれたくないと言うのは、自然な考えだろう。
 同様の構図は戦争でなくとも見てとれる。例えば当時の海賊との付き合いだ。海賊は憎むべき敵だが、財を支払うことで略奪対象から外してくれる。海賊を倒すような勢力が現れればそちらに乗り換える。事態がどう転んでも、とにかく生命と財産を保護してれるならばなんでも良い。
 結局のところ、当時の民衆にとって大事なのは大義なんかではなく、その後の行政の変化でもなく、とにかく生命と財産を保持出来るかどうか、なのだろう。そしてこれは、場合によっては今日の民衆にも当てはまるのかも知れない。今日の全ての民衆が全ての場合において当てはまるのではないと考える。
 そんなわけで、民放が歴史を扱うとなると大体マクロな政治史で派手派手しくやることが多い中で、地味ながらもミクロでリアルな歴史を描いてくれる『タイムスクープハンター』は本当に傑作だと思うのでした。視聴率を気にせず良質な映像作品を制作してくれる点からも、やっぱりNHKは大切ですな。
 あと、やよいに農民の格好させるとハマり過ぎてる気がするとか。
スポンサーサイト



theme : ヲタク人日記
genre : アニメ・コミック

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

mino

Author:mino
 

最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
最近のトラックバック
カウンター