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2009-03-30

ヴォーリヤ!!

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 今月の「歴史のコーナー」はコサックでございます。
 かの名曲「イマジン」では国境の無い世界が美しいと言われております。あそこで言う国境が無いと言うのは国家と言う区別がそもそも無いと言う意味なのでしょうが、国家がなくてもヒトは必ず何がしかのつながりから集団を組むわけで、複数の集団が生まれれば必ず抗争が起こるわけで、その際に国境を設けて主権の及ぶ範囲を明確にしておくことは要らぬ紛争を回避する手段として有効かと考えます。たとえば、国家間の緩衝地帯に救う盗賊の処理責任はどちらの国にあるのか、とか。「イマジン」がダメと言うのではなく、「イマジン」に沿わなくても国際社会にとってプラスのことは有る、と思うのであります。
 さて。黒海沿岸と言えばつい最近まできな臭いところでしたが、コサックはどうしたのでしょうか。彼らの幸せを中国の周辺少数民族に対して同様、祈らざるをえません。


<2009/3/31訂正>
 非公開コメントにて二か所誤字を御指摘頂きました。まことにありがとうございます。
 一点目、サブタイトルの「遂」は「達」です。手書きで誤字かwww
 二点目、四ページ目「健ベル」がケンペルの誤りです。言い訳がましいですがこちらはわしも気づいており、「流石に固有名詞は訂正すべきだろうな」と思っていたところでした。それにしても、これでちゃんとケンペルであるとご理解頂いたコメント送信者様には感激でございます。昔から誤字の多いわしでして、特に長文テキストだとそれが顕著となりますが、もし宜しければ今後ともお付き合い頂ければ幸甚です。
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theme : 歴史
genre : 学問・文化・芸術

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No title

>何故ロシアの砲兵隊だけそんなに強かったのか

このときの両軍の編制に関する資料を見てみないことにはなんとも判断がつかないのですが、日露戦争にヒントになりそうな事例があります。

かの秋山好古がコサック騎兵を破った際の話です。
この時コサック騎兵は騎馬ならではの高速展開能力を重視し、野砲や機関銃といった重装備を後方に置いたまま進軍していました。
コレに対し秋山は重装備を以って下馬戦闘を行うという戦術で勝利しています。
つまり、このときのコサックでも、運搬に大きな負担がかかる大砲をたくさん持っていくことが進軍速度の低下を招くと判断され、軽視されていたのではないでしょうか?
そして、迎え撃つ側は機動することをあまり考えなくていいわけですから、火砲を沢山用意できるわけです。
火力で上回ると言うのはそれほど不自然でもないと思われます。

とまあ、何となくロシアが勝った理由をこじつけてみたんですがいかがでしょうか?

大変興味深いです。

 コサック騎兵に対して防衛する場合は、速度を無視した砲術戦が有効ということですね。なるほど!
 それならば、コサックの進行ルートを正確に把握出来ていたロシア側が有利であったことが頷けます。
 また、トルコ遠征は略奪が主目的で有り進軍経路もぐにゃぐにゃであったため、トルコ側がコサックの動きを予測して防衛線を張ることが出来なかったとも考えられ、納得です。
 となると、次に疑問となるのがペルシャの敗因でしょうか。あれは正規軍がぶつかった大規模戦闘だったので、ペルシャ側もそれなりの準備をする余裕があり、砲を大量に用意する余裕が有った筈ですが・・・。
 ううむ。ペルシャもサラブレッドに代表されるように騎馬隊が主力であったことと関係が?でも火器・火薬の技術で言えばイスラムー世界のが上だと思うし・・・。むつかしいところですね。

No title

火力があれば勝てるかと言われれば、そうでもないから難しいんですよね。
それを集中できるだけの指揮システムや兵員の練度、地形・気象条件といった種々の条件が関わってくると、火力の優位が崩れることもあります。砲術を重視したかのナポレオンの戦術の真髄は「諸兵科の連携によって敵軍の機動を制限し、如何に自軍の砲撃範囲に釘付け(=砲撃の効果を高める)にするか」にありますし。
また、ワーテルローでネイ将軍の騎兵突撃を銃剣の槍衾とその隙間からの斉射で受け止めた英国歩兵の方陣みたいに、諸兵科間の相性(「ブレイドストーム」みたいな)次第でもあっさり勝てたりします。
「質や技術レベルが高い」=「戦力として強力である」とも限りませんし、やっぱりペルシャにもそういった様々な事情があったのではないでしょうか?

長々とすいません。こう、ちょっと齧っていただけあって戦史の研究となると結構マジになっちゃう性質でして……

いえいえ、めっそうもない。

 むしろ社会経済史が畑なもので、軍事史についてお話を伺えるのは楽しい限りです。
 なるほどなあ。戦争は算術ではないのですね。こう、どっちが多いとかどっちが少ないとか、そういう目に見える数字的な部分だけで勝敗が100%決まるわけではないのですね。
 確かに、わしの知る限りの例でも、優秀な指揮系統を持つ軍隊の設立には兵役請負制に代表されるような分権型軍制を改める必要があるし、戦争の使用拝の原因は軍事力そのものだけから導き出せるとは限りませんのう。
 ううむ、「ステンカ・ラージンの反乱」、もう少し見てみようかなとも思いましたが、こりゃ下手するとペルシャ語文献まで必要か・・・。
 いや、そんなことするぐらいなら自分の研究しろよ、わしw
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