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2010-01-10

そしてまた『蒼穹の昴』。

前奏49


 やっぱり光緒帝は人気が有るんだなあ。
 確かに理想主義的な政治が有効に機能する豊かな時代に即位していれば名君だったろうよ。
 さて。
 今回は西太后が二人の親王を無能呼ばわりし、皇族による中央集権化を進めるよう示唆した、とされている。
 実際には、清末の皇族って基本的にはよくがんばったと思う。特にここでは出てこなかったが外交畑の慶親王の交渉手腕は袁世凱とタメ張れるぐらいだった。
 清朝が最後の最後で開いた内閣はほとんど皇族と満洲人で構成されていた。これは、親貴内閣と呼ばれている。多分皮肉も混じっての呼称だろう。
 でも実際のところ、本当に大事なのは大臣そのものよりも日本で言えば事務次官的なポストこそが大事で、そこは袁世凱とそのライバルである盛宣懐なんかが就いていたりしたわけで。
 また、当時の官界では袁世凱は人気が無く、盛宣懐は純粋な官僚で指導者としての素質に乏しく、漢人官僚に李鴻章クラスの傑物がいなかったのも事実なわけで。
 更に言えば、本来西太后は漢人官僚を優遇しており、組閣された宣統年間とでは人事の方向性そのものが異なるわけで。
 と、色々史実厨的なぼやきが出るのですが、わし自身は『蒼穹の昴』は大好きです。
 面白いからみんなで見ようぜ。
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genre : アニメ・コミック

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