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2010-01-14

そんなことはなかったのである。

前奏60


 今日も今日とて昼飯は食堂でメンチカツであった。
 おばちゃん、と呼ぶにはまだ若く、おねえちゃん、と呼ぶにはちょっと厳しい女性が注文を聞く。
 メンチカツ、と言うと、すぐさま盛り付けを始めた。
 そしてここで本日最大のビックリイベント。
 どう見ても付け合わせのフレンチフライの量が、通常より、多い。
 見間違いかと思ったが、いや、多い。
 まさか、おねえちゃん、わしに胸キュンか?(←勝手なもので自分に好意的と知るやおねえちゃんに分類するわしである。)
 まさかな、と思いつつ、続いてライスの大きさを決める。
 いつも通り「大盛り」と言う前に、すでにおねえちゃんは大盛り用のどんぶりに飯を付けているではないか。
 しかも、どこか、にこやかだ。
 おいおいおい、まじかよ、照れるぜ!!
 既に脳内では「♪何から伝えれーばいいーのかー、解らないまま時は流ーれて」と曲が流れはじめ、自画像が織田裕二になっているのは言うまでも無い。
 そう言えば、ハイスクォーの頃に一度だけ似ていると言われた。誰も信じてくれないが。
 それはともかく。
 にたにたしながらメンチカツを食う。
 さて肝心のポテトである。
 やはり錯覚ではない、明らかにいつもより、多い。
 むふふ、と思いつつ食す。
 ものすごい不味かった。
 完全に冷めており、ぼそぼそ。
 要は廃棄処分するくらいなら一辺に盛ってしまおう、ということだったのだろう。
 落ち着いて考えれば、メシのサイズを言う前に察していたのも、単に顔を覚えられていたからだと理解出来る。
 人間ちょっとしたことで舞い上がってしまうものだなあ、と思った。
「もうっ、プロデューサー、そんなことでどきどきしないで下さいよ!」
 ごめんよ、まこまこりん。そうだね。三次元でときめくなんて、わし、どうかしていたのじゃよ。
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