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2010-02-14

今回は特に良かった『龍馬伝』

04_ストライキ02


 先ずは前回の日記に対してとある方から頂戴したコメントについて。
 実はこちらのコメントは管理人のみ閲覧可能なように設定して頂いておったのですが、これに対して同様に秘匿してお返事する方法がちょっとわからんちんでして、不躾ながら以降に、御意見の内容等特定出来ないよう配慮してお返事致したく存じます。もしお気に障られましたら御寛恕下さいませ。
 コメントを頂戴し大変ありがとうございます。お楽しみ頂けたようで望外の喜びでございます。
 御質問の件ですが、恥ずかしながらそういった文化・風俗史はわしの鬼門どストライクでしてwむしろこちらこそ大変勉強になりましたのじゃよ。心より御礼申し上げます。
 もし御質問の通りでしたら、宋代以降完全に「文>>>(絶対に越えられない壁)>>>武」となった国において大変失礼なことですねw
 敢えて歪んだ見方をするならば、19世紀末に西洋人の体躯に負けないよう肉体を鍛えようと言う尚武運動が展開されるのですが、先進派の彼もそれを考えて、のことだとか・・・・・・御一笑下され。
 基本的にはアキバ系な話ばかりしているブログなので、『蒼穹の昴』ファンの方には御目障りかも知れませぬが、お目こぼし頂けましたら嬉しく存じますのじゃよ。

 良き機会なので、拙ブログにおける管理人のみ閲覧可能なコメントに対するお返事の仕方について御一報をば。
 拙ブログでは、上記の技術的(?)問題から、基本的に、投稿者様が特定出来ないように配慮の上で次回以降の日記にてお返事申し上げております。
 もしお返事不要の際には、そのように一言付け加えて頂けますと有り難く存じまする。御高配を賜れますれば恐悦至極。

 さて今週の『龍馬伝』だが、何と言いますかここで色々述べるのもどうかと思うくらい素晴らしい出来だった。
 いわゆる「オレはこんだけ感動している!」と言うポーズではなく、客観的事実として、あの最後のシーンは思い出しただけで涙が出て来る。
 ただ、そう言ったドラマとしての良さについて語るならば、わしよりずっと巧い方がネット上にいらっしゃるだろうから、やはり史実厨的なところを突っついてみたい。
 弥太郎が、蒸気船の登場と同時に世界は変わった、と述べた。
 これまさにその通りである。
 蒸気船の登場は海外植民地との貿易・輸送・派兵の規模・速度・安全性を飛躍的に成長させた。アジアの植民地化が加速する上で果たした役割はとても大きい。
 それと同時に気をつけなければいけないのが蒸気機関車である。
 蒸気船が本国と植民地の間、つまり国外に対する集権化に役立ったのに対して、蒸気機関車は国内の集権化に役立った。
 理由は同じで、貿易・輸送・派兵の諸リスクが一気に軽減されたことにある。アメリカでは蒸気機関車が国を狭くした、と言われているそうだが、まさにその通りで、ヒトやモノのトランスアクションコストが減ると言うことは、即ち国内の距離感をぐっと縮めるのである。
 近代国家が成立する条件は色々と有るが、その内の一つが中央集権制の確立であり、それを達成する上で鉄道が果たした役割は極めて大きいのだ。
 明治日本では、最初の鉄道整備計画が陸軍の抵抗に遭い難航したが、海上に路線を設けることで回避した、と記憶している。鉄道の有用性は派兵に際しても明らかなのに反対する陸軍の真意や如何に、と言ったところか。
 ここで話は『龍馬伝』に戻るが、竜馬が注目したのはどちらかと言うと蒸気機関車ではなく蒸気船であり、引いては外国商社との武器取引であった。
 つまるところ、やはり竜馬はあくまで実業家であり、日本の国内統治の未来如何についてはぶっちゃけ自分の商売に都合が良ければ知ったこっちゃない、ということではなかろうか。と言うのは流石に論理が飛躍してますな。
 とにかく今回はストーリーはもちろんのこと近代インフラについても触れられていて面白かったです。
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comment

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No title

陸軍が鉄道建設に反対したというのは初耳だったので驚きました。

今ちょっと検索をかけてみたのですが、どうやら鉄道整備が軍備拡張の妨げになり得るという理由のようですね。中心人物は西郷隆盛です。
西南戦争で鉄道による兵員輸送が効果を上げたので、それ以降は方針転換したようです。
まあ、日本の場合は内陸国と違って
「近場の港まで移動→海上を移動→最寄の港から目的地へ」
というやり方のほうが早いかもしれないので、鉄道整備がコストに見合わないと考えてしまったのは無理からぬことだったのかもしれません。
「コースがどこを走っているか決まっている」という鉄道の本質的な弱点もあり、現在の陸上自衛隊も鉄道による移動はあまり考えていないフシがあります。

国や時代の違いは大事ですね。

 島国で、何よりそもそも国土が狭い日本では鉄道による国家統合の強化が他国と比べて見られ難い、というのもあったかも知れませんな。
 誰だったか近代中国史家が、学生から「どうして日本は近代化に成功して、中国は出来なかったんですか」と言う質問に「日本はせまく中国は広かったからです」と答えたそうです。乱暴な回答ですが、一抹の真理は有るかと思います。
 鉄道のレールを敷いたところしか走ることが出来ない点については、戦略級の超長距離兵器が台頭した現代においては特に弱点と言えましょう。ただ、一方で平和時の物資運送についてのみ考えると、やはり今も主力であり、金がかかろうと高速道路はもちろんのこと新幹線を至るところに走らせるのは大事であることだなあ、とインフラ好きは思います。
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