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2010-07-04

袁世凱が外国公使館を包囲出来るだろうか。

01_僕らの88


 今週も面白かった『蒼穹の昴』についてである。
 とにかくもう西太后バッシングばかりで、しかも清朝は倒れる方が良かったと臆面も無く主張していて、やっぱりあっちの国では「革命史観」の相対化が出来ていないんだなあ、と思った。それは我が国もまた然りなのだが。
 それはともかく、今週は袁世凱が外国人公使館を包囲する可能性について、史実厨的なツッコミを入れたいと思う。
 結論から言うと、無いと考えるのが自然である。
 国際法に抵触するか否かではなく、①西太后政権は義和団事件の際に排外化するが基本的には外債にポジティブであり光緒帝ほど列強を敵視していなかったこと、②袁世凱自身がそれをとても嫌がるであろうこと、③公使館を包囲するぐらいなら袁世凱に頼むより羽林軍を使う方が手続きが少なく簡易であること、の三点からそのように考える。
 また、北洋軍閥の後継者となった袁世凱は対外交渉も受け持つことになったが、そんな人物に日本の公使館を包囲させる等ありえないのじゃよ。いくら逆賊が逃げ込んでいる可能性が有るとは言え、こんなことしたら「外交の前面に立たせているのはゴリゴリの排外派です」って言ってるようなものである。
 このように、当時の清朝にとって袁世凱の用法は極めて重要だったのである。
「ぷ、プロデューサー、いよいよ、いよいよ来週・・・・・・」
 最終回ですな!!
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