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2010-08-09

この新撰組観は良いですな。

03_ぶつかって21


 そんなこんなで『龍馬伝』感想。
 日曜日はTRPGのセッションだったのであった。
 それはともかく『龍馬伝』感想。
 今週最大の見どころは近藤だろう。
 鈍くてキレやすいくせに本能の部分で鋭い。まさに猟犬のような男。これだよ、これ。白色テロ集団の頭目はこうでなきゃ。
 等と言うとファンの方に怒られそうなのですが、わしは、新撰組が好きです。ただ、史実厨なもんで、新撰組はこのぐらい暴力的で無教養な描写の方が好ましく思えるだけなのです。もちろん近藤が上京以降は毎日習字をしていたとか、少しでも知的格差を埋めようと努力していたことは知っていますが、やはり白色テロなんだから「こいつやべえ!短絡的に人間を消そうとする!!」みたいな怖さが欲しいのであります。また、だからこそ最後は幸せになってはいけない、100%のハッピーエンドがあってはいけない、と申しますか。
 いや、本当に新撰組は好きなんですってば。拙ブログの「幕マス」はその愛の告白のようなものだと思います。
 んで。
 この近藤はいいなあ。本当にいいなあ。
 更にわがままを付け加えるのなら、他のキャラクターが基本的に訛っているのだから、彼らにも多摩訛りが欲しかった。でも、あれで訛っていたら完全にカッペなので怖くないんだよなあ。
 訛りと言えば幕閣は時代がかった言い回しだがイントネーションや単語は標準語なんだよね。何か意味が有るのかな。まさか標準語=中央官僚言語で、安易な官僚批判がしたい、とかじゃねえだろうな。
 何はともあれ、今回の近藤は面白かった。
 あと、やっとこさ竜馬の武器貿易の話が出て来た。
 わしが竜馬に対して一番関心があるのはここなので、すんげえ楽しみである。
 最後に、細かい点だが竜馬が近藤を斬らなかった理由について。
 あそこで近藤を斬ったら自分も彼らと同じになってしまうと言ったが、それは本当か。
 池田屋事件はテロ行為だが、無差別テロ犯を実行直前にカウンターテロしたものである。また、新撰組はテロ集団だが、芹沢粛清以降は一般市民の生命・財産に対して大規模な被害を与えることは無かった、と言うと万が一の時怖いので少なかった、としておく。
 望月らが仕組んでいたのは無差別テロであり、近藤らがやっているのは対象を限定してのテロである。どちらもテロリストなのでこれを善とするとモラル・ハザードとなるので言わないが、どちらの方がまだ分別が有るかと言えば近藤らであろう。
 よって、竜馬が近藤を斬った場合はテロ犯に対するテロであり、基本的には近藤と同じテロリストと言うことになる。その意味で、竜馬が近藤と同じになってしまう、と言うのは正しい。
 しかし、斬る動機について考えると話が異なる。近藤は無差別テロ犯を斬ったのであり、竜馬は有差別(なんのこっちゃ)テロ犯を斬るのである。近藤を斬った場合、竜馬は無差別テロを肯定することになるし、また、仮にここで近藤が斬られた場合、その後近藤が斬る筈であった他の無差別テロ犯が無差別テロを起こした場合、竜馬はその責任、特に一般市民の生命・財産に対する責任を負えるのだろうか。
 つくづく、ここで竜馬が近藤を斬らなかったのは英断だと思う。
「プロデューサー、プロデューサーの裸が見たいのでお風呂に入って下さい!」
 ああ、あの重さんのシーンは、きっとそのテの方々にビッグショックだったろうね。
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