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2010-09-13

希望を持つことが出来た回でした。

04_間奏59


 はい。『龍馬伝』感想でございます。
 今回は希望が持てる回でしたな。
 竜馬が長崎で麻雀している時の、戦争をする気は無いこと、ただし金は要ること、の二点がそれに当たります。
 良かった。一時期はどうなることかと思っていた『龍馬伝』だが、作品全体のテーマがあくまで「幕藩体制の解体=中央集権国民国家の建設」であり「徳川家の滅亡」ではないこと、そして武力の獲得には金が不可欠で、そこにこそ竜馬が活躍した背景があること、がちゃんと貫かれているようだ。
 そうだよなあ。相対的史観が常識となった21世紀の現代において、今更「邪悪な幕府を倒す正義の薩長かっこいい!それを陰ながら支援した竜馬は清廉でロマンチックな知識人!!」的な「大河」なんて、間違いなく物笑いの種だもんなあ。ただし、前半部分についてはその気がゼロとも言い切れないが。今回の最後の慶喜なんてモロに悪役だったもんね。
 とは言え、良かった、良かった。
 ・・・・・・。
 ・・・・・・実は一抹の不安が残っていたりする。
 幕藩体制を解体したあとに行う中央集権化に際しては、主権は幕府でも薩長でもなく、「日本」に求められなければならない。
 しかし、以前竜馬は、薩長が幕府に取って代わる、とのたまわっていた。
 個人的には、今後竜馬には、薩摩や長州だけでなく皆が平等にこの国のことを考える権利が有る、とでも言って欲しいところである。
 そうなると、竜馬は国民国家論者と言うことになり、権益の独占を企んでいた薩長には邪魔な存在となる。竜馬暗殺について薩長がその犯人であるとする説は、まさにここに由来するわけですな。
 個人的には、竜馬ってそこまで考えておらず、単純に自分がマージンを得られるイギリス資本との武器貿易がしたかっただけの人間だと思うので、やっぱり犯人はストレートに見廻り組だと考えているのだが、議論の分かれるところであろう。
 閑話休題。
 多大なミスからどう贔屓目に見ても不出来としか言えない第三部も、今回希望を見せつつ、いよいよ次回で一段落である。
「プロデューサー、僕も温泉行きたいですよー」
 ほんとだよ。ほんと行きたいよ。
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