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2010-12-28

タァーイムスクゥープハンッッッタァー!!

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 あの『タイムスクープハンター』が帰って来た!
 やったー、思ったのだけど、ドキュメンタリー性が弱くなってて、正直「うーん」でしたな。
 主人公が視聴者と同じ無関係な第三者の視点から、当時のミクロな様子を描くのが面白いのであって、主人公がメインで絡んでしまったらちゃちなSFっぽくなってしまった、とでも申しますか。
 あのSF設定は「ドキュメンタリー仕立てにするための苦肉の策」であることが視聴者にも解っていたからこそバカっぽく生きていたのであって、そこを前面に出されても、と申しますか。
 ところどころに配されたいつものドキュメンタリー部分は面白かったので、そっちをメインでやってくれたらもう少し違ったのかなあ、と思った次第。
 さて。
 結論からすると「マスコミに頼らずきちんと自分で知りなさい」と言うメディアリテラシーの初歩みたいな話だったのだろうが、それで終わるのも癪なのでもう少し議論してみたい。
 時代は1910年。お隣では辛亥革命前夜。日本では明治の終盤。韓国併合があった年ですな。
 日清関係はラブラブだけど繰り返しますが辛亥革命前夜。日本の満洲経営がアメリカと英、独、仏ににらまれ、日露協商を結んだものの仮想敵国同士と言う極めて不安定な時期と言えましょう。
 どの国もが帝国主義的成長の限界を感じ、バルカンあたりを中心にきな臭くなっている時期、とも。
 そんな中であんな騒ぎが起きればヒステリーも起こりますわいな。
 更に言えば、今日の我々は学問の自由が保障されているから「マスコミに頼らず云々」と言われると軽く舌うちでもして「へい」としか言いようが無いが、当時の人を相手に比較して良いものだろうか。
 敢えてここでも何か教訓めいた結論をするならば、学問の自由とはメディアリテラシーを可能にするから大事なのだ、と言うことか。
 お隣さんどもはメディアリテラシーが許されていないからすぐにパニックに陥り、日の○が悪いことにして満足するしそれを政府が推薦している、とまで言うと流石に問題か。
 そんなこんなで、『タイムスクープハンター』、面白かったか否かと言われれば個人的には面白かったが、過去の出来と比べるとまだまだ改善の余地があったように思われる。
「プロデューサー、雪歩はきっと穴掘って隠れるタイプですね」
 わしが同時代人だったら、流石に自転車のチューブは買わないが、雨戸で締め切った家の一番奥で布団をありったけ被って時計と食糧と水を持ちこみとりあえず24時間待機すると思うよ。情報を信じる信じないと言うより、まさかとは思うが念のため出来ることは全部やっておこう、と考えて。命に関わるかも知れないんだから、同じような「転ばぬ先の杖」感覚で動いた人は多かったんじゃなかろうか。
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genre : アニメ・コミック

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